• 衛生士ブログ
  • 2025.5.31

フッ素の安全性‼️

フッ素って本当に大丈夫?そんな不安ありませんか?

最近、患者さんから「フッ素って体に悪くないんですか?」「子どもに使っても大丈夫ですか?」といったご質問をいただくことが増えました。
インターネット上には様々な情報があるため、不安になってしまうのも無理はありません。

今回はそんなフッ素の安全性について説明していきます!

フッ素って何をしてくれるの?

フッ素には次のような働きがあります:

  • 歯の再石灰化を促進して、初期の虫歯を修復
  • 歯質を強くして、虫歯になりにくくする
  • 虫歯菌の働きを抑制する

つまり、虫歯予防に非常に効果的な成分なのです。世界中の歯科先進国でも、フッ素は予防の柱とされています。

「フッ素は危険」は本当?安全性の誤解

インターネット上では「フッ素=毒」といった情報も見かけますが、それは大量に摂取した場合の話です。
水も、塩も、摂りすぎれば体に悪いのと同じで、用量を守ればフッ素は安全です。

実際、日本や世界の歯科医師会・厚生労働省・WHOも、フッ素の虫歯予防効果と安全性を認めています。

使用されているフッ素は微量です

例えば、市販のフッ素入り歯みがき粉に含まれるフッ素濃度は950ppm(子ども用)〜1450ppm(大人用)が一般的。これは安全とされている濃度のごく一部にすぎません。

歯科医院で使うフッ素塗布も、濃度は高めですが使用頻度が限られており、安全に管理されたプロフェッショナルケアです。

ご家庭でのフッ素の使い方(ポイント)

  • 2歳ごろから少量のフッ素入り歯みがき粉を使う(米粒大でOK)
  • 歯みがき後は軽くゆすぐだけがベスト(成分が残るように)
  • 年齢に応じた濃度と量を守ることが大切です

【まとめ】当院では、安心・安全にフッ素を使っています

当院では、お子さまから大人の方まで、それぞれに合った方法でフッ素を活用しています。
正しく使えば、フッ素はあなたの歯を守ってくれる心強い味方です。
不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。