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  • 2026.3.18

クリーニングって何回もする必要あるの?

歯医者でクリーニングを受ける際、「何回も通わないといけないの?」「1回で全部きれいにできないの?」と疑問に思われる方はとても多いです。

実は、歯科で行うクリーニングは**1回で終わる単純なお掃除ではなく、段階的に進める“治療の一つ”**です。今回は、なぜ複数回に分けて行うのか、その理由をわかりやすくご説明します!

①まずはお口の状態を知る「精密検査(精検)」

最初に行うのは、お口の中の状態を詳しく調べる検査です。

・歯ぐきの腫れや出血の有無

・歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の深さ

・歯石の付着状況

これらをしっかり確認することで、「どこにどの程度の問題があるのか「どこを重点的にケアするべきか」が明確になります。この検査を行わずにいきなりクリーニングをすると、

必要な部分に十分な処置ができない可能性があるため、とても重要なステップです。

②歯石除去(スケーリング)は上下に分けて行います

検査のあとは、歯の表面についた歯石や汚れを除去する「スケーリング」を行います。当院では多くの場合→上の歯・下の歯で分けて処置を行っています。その理由は大きく2つあります。

理由①:患者様の負担を減らすため

一度にすべての歯を行うと、処置時間が長くなり、お口を開けている時間や体への負担が大きくなります。

理由②:痛みや不快感の軽減

歯石が多い方や歯ぐきに炎症がある場合、

一気に処置をすると痛みが出やすくなります。→安全に、そして無理なく進めるために分けて行うことが大切です。

③再評価(お口の変化を確認します)

スケーリング後、歯ぐきの状態は少しずつ改善していきます。炎症が落ち着くことで、歯周ポケットが浅くなることもあります。

そこで行うのが「再評価」です。

・歯ぐきの腫れは改善したか

・出血は減っているか

・歯周ポケットの深さはどう変化したか

これを再度チェックし、次に必要な治療があるかどうかを判断します。

④必要な方のみ行う「SRP(歯周ポケットの深いクリーニング)」

再評価の結果、歯周ポケットが深いままの場合には、「SRP(スケーリング・ルートプレーニング)」という処置を行います。

これは、通常のクリーニングでは届かない歯ぐきの中(歯の根の部分)についた歯石や細菌を取り除く処置です。

歯周病が進行している場合、この処置を行わないと歯ぐきの炎症が続く、歯を支える骨が減っていくといったリスクがあります。→将来的に歯を守るためにとても重要なステップです。

⑤良い状態を維持する「SPT・P重防」

治療が終わったあとも、ケアはそこで終わりではありません。歯周病は再発しやすい病気のため、定期的な管理がとても重要です。

当院では状態に応じて

・SPT(歯周病安定期治療)

・P重防(歯周病重症化予防治療)へ移行し、定期的にチェックとクリーニングを行います。これにより良い状態を長くキープし、再発を防ぐことができます。

クリーニングは「回数が多い=悪い」ではありません「何回も通うのは大変…」と感じる方もいらっしゃいますが、実はこの流れはすべて→お口の状態をしっかり改善し、歯を長く守るために必要なステップです。1回で終わらせてしまうと

•汚れの取り残し

・不十分な治療

・再発リスクの増加につながる可能性があります。

歯科でのクリーニングは検査 → スケーリング → 再評価 → 必要に応じてSRP → メンテナンスという流れで進む、計画的な治療です。段階的に行うことで、より安全に・確実にお口の健康を守ることができます。

「何回も必要なの?」と感じた時は、

それだけしっかり治すための大切なプロセスなんだと考えていただけると安心です!気になることがあれば、いつでもお気軽にスタッフまでご相談ください!