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  • 2026.3.6

歯ぐきが下がってきたら要注意!「根面むし歯」って知っていますか?

年齢を重ねたり、歯周病が進行すると、「最近、歯が長くなった気がする…」「前より歯ぐきが下がったかも?」と感じる方が増えてきます

実はその状態、根面むし歯(こんめんむしば)ができやすくなっているサインかもしれません(-_-;)

今回は、あまり知られていないけれど要注意な「根面むし歯」について、できるだけわかりやすくお話しします。

そもそも根面むし歯ってなに?

むし歯というと、歯の頭の白い部分にできるイメージが強いですよね。
この白い部分は「エナメル質」と呼ばれていて、とても硬く、体の中でも特に丈夫な組織です。

ところが、加齢や歯ぐきの下がり、強い歯みがきなどが原因で歯ぐきが下がってくると、歯の根っこの部分(根面)が見えてくることがあります。

この根っこの部分は、歯の頭の部分と違ってエナメル質で覆われていません。そのため、歯の頭の部分よりもやわらかく、酸の影響を受けやすいという特徴があります。

つまり、歯ぐきが下がって根っこが見えてくると、むし歯になりやすい場所が増えてしまうということになります。特に大人の方に増えている「根面むし歯」は、この部分にできるむし歯の事を指します

この根面は、
・エナメル質に比べてやわらかい
・酸にとても弱い
・むし歯の進行が早い

という特徴があります。

つまり、見た目以上にとてもデリケートな場所なのです。

なぜ根面はむし歯になりやすいの?

理由は大きく分けて3つあります。

① 歯の根は「守り」が弱い

歯の頭の部分は、硬いエナメル質で覆われています。
一方、根面は「象牙質」というやわらかい組織が中心です。

そのため、
・プラーク(汚れ)がつきやすい
・酸にさらされると溶けやすい

という状態になり、むし歯が一気に進みやすくなります。

② 歯ぐきとの境目は汚れがたまりやすい

根っこの部分が見えてくる場所は、ちょうど歯と歯ぐきの境目です。

この部分は
・歯ブラシが当たりにくい
・力加減が難しい
・磨いているつもりでも汚れが残りやすい

という特徴があり、セルフケアが少し難しい場所でもあります。

そのため、歯垢(プラーク)がたまりやすく、気づかないうちにむし歯が進んでしまうこともあります。特に根っこの部分は歯の頭の部分よりもやわらかいため、一度むし歯になってしまうと進行が早いこともあります

だからこそ、歯と歯ぐきの境目は意識してやさしく丁寧に磨くことが大切です。また、歯科医院での定期的なクリーニングやチェックを受けることで、トラブルの早期発見・予防にもつながります✨

③ 痛みに気づきにくいことも

根面むし歯は、初期のうちは
・しみない・痛くない・見た目もわかりにくい です

「気づいたときには大きく進んでいた…」
ということも、実はよくあります

こんな方は特に注意!

根面むし歯は、次のような方に起こりやすい傾向があります。

・歯周病がある、または治療経験がある
・年齢とともに歯ぐきが下がってきた
・入れ歯やブリッジを使用している
・歯みがきの力が強いと言われたことがある

「自分も当てはまるかも…」と思った方は、少し意識してみてください

根面むし歯を防ぐために大切なこと

・毎日のケアを見直す

歯と歯ぐきの境目は、
ゴシゴシ磨くのではなく、やさしく・丁寧にが基本です。

毛先がやわらかめの歯ブラシを使い、
境目にそっと当てるように磨きましょう。

・定期的なメンテナンスを受ける

根面むし歯は、
早く見つけて、早く対処することがとても大切です。

歯科医院での定期メンテナンスでは、
・自分では落としきれない汚れの除去
・歯ぐきや根面のチェック
・むし歯の早期発見

が可能になります。

歯ぐきが下がってきた=年齢のせいではありません

「もう年だから仕方ないかな…」
そう思って放置してしまうと、歯を守るチャンスを逃してしまうこともあるのです

歯ぐきが下がったからこそ、
これからのケアがとても大切になります。

気になることがあれば、ぜひ谷山歯科医院に早めにご相談くださいね。