歯が抜けたらどこに投げる?世界の“抜けた乳歯”
こんにちは、谷山歯科医院です!
前のブログでも少しお話をしましたが、みなさんは子どもの歯(乳歯)が抜けたとき、どうしていますか?
日本では昔から「上の歯は縁の下へ、下の歯は屋根の上へ投げる」なんて風習がありますよね。
これは「まっすぐ丈夫な歯が生えてきますように」という願いが込められているそうです。
でも実は、世界にはもっとバラエティ豊かな乳歯文化があるんです!
● アメリカやイギリス
「トゥースフェアリー(Tooth Fairy/歯の妖精)」が主役!
抜けた歯を枕の下に入れて寝ると、妖精がやってきて歯と引き換えにコインやプレゼントを置いていってくれるんです。
子どもたちにとって、ちょっとしたイベントですね。
● 韓国
日本とちょっと似ていて、「上の歯は屋根に、下の歯は床下に投げる」。
でも、「カラスが持って行って、丈夫な歯に取り替えてくれる」という言い伝えもあります!
● フランスやスペイン
こちらも妖精系ですが、“ネズミ”が登場します!
スペインでは「ラタ・ペレス(Ratoncito Pérez)」という小さなネズミが歯を持っていって、お金と交換してくれるそうです。
● エジプトや中東
空に向かって歯を投げて「太陽に丈夫な歯をください!」とお願いする、というロマンチックな文化も。
それは、“歯は健康の象徴”であり、子どもの成長を見守る大切な節目だから!
どの文化にも「これからも元気に育ってほしい」という願いが込められています。
最近では、日本でも「歯の記念品」としてケースに保存したり、乳歯をアクセサリーに加工する人もいるんですよ。
お子さんの歯が抜けたとき、「うちの地域ではこうだったな~」とちょっと思い出してもらえたら嬉しいです
そして何より、次に生えてくる“永久歯”を大切に育てていくことが一番大事!
気になることがあれば、どんな些細なことでもお気軽にご相談くださいね(*^^)v