Eライン×歯並びの関係は?
写真を撮るとき、「正面は気にならないのに、横顔に自信がない…。」そんなお悩みありませんか?
実は、口元の印象は”横顔の美しさ”と密接な関係があります。最近では美容整形やメイクだけでなく、歯並び、かみ合わせから横顔を整えるという視点が注目されています。
今回は、美容クリニックでも話題の”Eライン”をキーワードに、歯科からできる横顔美人の作り方をご紹介します!
「Eライン(エステティックライン)」とは、鼻の先端とあごの先端を直線で結んだラインのこと。
理想的な横顔の条件として、「このラインの内側に唇が収まっていること」が美しいバランスとされています。
海外モデルや芸能人の横顔写真などで、自然にこのラインが整っている人はとても多いですよね。
でも実は、歯並びや噛み合わせによって、このラインは大きく変わることがあるのです。
前歯が前に出ている“出っ歯”や、上下の歯列全体が前に出ている“口ゴボ”の状態では、唇がEラインよりも前に出やすくなります。
このような歯の状態は、口元に“もったり感”や“押し出された印象”を与える原因に。
つまり、横顔のバランスが崩れて見える一因になってしまうのです。
実は、歯科矯正で前歯の位置をコントロールすることで、唇の位置も自然と内側に引き込まれるようになります。
その結果、Eラインの内側に唇が収まりやすくなり、横顔がすっきりした印象に変化することがあるのです。
当院でも、マウスピース矯正など目立たない装置を使って、前歯の角度や位置を整えるご相談が増えています。
Eラインを整える手段としては、美容整形であごのラインを削ったり、脂肪を取ったりする方法もありますが、そこまで踏み切るのは勇気がいりますよね。
歯科矯正なら、もともと持っている骨格を活かしながら、口元の“出具合”やバランスを自然に整えることが可能です。
時間はかかりますが、自分の歯でつくる美しさは“ナチュラル”かつ“再現性が高い”のが魅力です。
正面から見た美しさも大切ですが、ふとした瞬間に見える横顔の印象は思った以上に他人の記憶に残るもの。
Eラインと歯並びの関係を知ることで、口元の美しさをより深く考えるきっかけになるかもしれません。
「整形はちょっと…」「できるだけ自然に口元を整えたい」
そんな方にこそ、歯科からのアプローチをおすすめします。