口腔乾燥が引き起こす問題
お口が渇く原因は唾液分泌料の減少の他に、水分喪失による脱水によって起こります。また、唾液分泌神経の働きを抑える薬の服用、喉や食道の湿り具合、精神的に緊張やストレスがある時の場合などにも影響される事が知られています。急激に唾液が出なくなり、痛みなどが出た場合には唾液腺などの疾患が考えられますので診察を受ける事をおすすめします。
口腔乾燥症
口腔乾燥症(ドライマウス)とは、唾液の分泌量が低下して口の中が異常に乾燥した状態を指します。 唾液には自浄作用や抗菌作用など口を守る働きがあるため、唾液が減少すると口内の衛生状態が悪化し、むし歯や歯周病、口腔カンジダ症などの発生リスクが高まります。
原因として
次のようなものがあります。
腺因性:唾液腺の萎縮によるもので、シエグレン症候群や加齢、頭頚部の放射線治療などが考えられます。
薬物性:長期にわたって唾液の分泌を抑制する副作用のある薬を服用している場合。 口腔乾燥症の症状としては、口の渇きやネバネバ感、口臭、味覚障害、舌の痛みやひび割れ、摂食障害、会話障害などがあります。
治療法としては、保湿性剤薬、保湿力の高い洗口液、スプレーによる噴霧、保湿ジェルなどを用いてお口の中を保湿します。また積極的に水分補給を心がけるのも有効な対症療法方法です‼️
口腔乾燥がお悩みな患者様は是非1度診察されてみて下さい。お待ちしております✨️