• 衛生士ブログ
  • 2024.11.3

マウスピースの種類とお手入れ方法について

こんにちは、谷山歯科医院です☺︎

今回は、マウスピースの種類とお手入れ方法についてお話ししていきます。

当院では、矯正用・ホームホワイトニング用・スポーツ用・歯ぎしり予防のナイトガードの4つの種類に分けて、患者様の症状にあったマウスピースをお渡ししております。

それぞれ特徴が異なるため、自分がどの症状に当てはまっているかチェックしてみてください!

マウスピースの種類

❶矯正用のマウスピース(インビザライン)

歯列矯正をするときは、ワイヤー矯正かマウスピース矯正の2つから選ぶことができます。

ワイヤー矯正だと目立って嫌という方はマウスピースタイプの矯正を選ぶ方が多く、透明でとても目立ちにくくほとんど他人に気づかれることはありません。矯正治療中でも、口元を気にせず歯を見せて笑うことができます。

❷ホームホワイトニング用マウスピース

ホームホワイトニングをする時に、薬剤をソフトタイプのマウスピースにいれてお口に装着します。

自分のタイミングでいつでもホワイトニングができることがメリットです。そのため仕事などが忙しくて歯医者さんに通えないという方に人気があります。

❸スポーツ用のマウスピース

スポーツ用マウスピースとは、スポーツ中のケガから歯や体を守るために装着するマウスピースです。

スポーツ中は、対戦相手との衝突やボールや道具が当たることで、歯が破損することがよくあります。マウスピースを使用すれば、歯を衝撃から守ることができます。

❹歯ぎしり予防のマウスピース【ナイトガード】

人間の噛む力は体重以上と言われるほどとても強く、無意識の歯ぎしりや食いしばりは、歯やあごに相当な負担をかけてます。寝ている時は、力加減を調節することができず、これが長期間続くと、歯にひびが入ったり歯根の損傷につながったり、場合によっては抜歯が必要になるケースもあるのです。

マウスピースを使用することで、噛む力を歯全体に均等に分散させ、特定の歯への過度な負担を防ぎます。これにより、顎関節症の予防にも期待できます。

同じマウスピースのくくりでも、症状により用途や種類が変わってくるため、ご自身にあったマウスピースをお選びください。

マウスピースのお手入れ

次に、マウスピースのお手入れ方法についてる説明していきます。

マウスピースもお口の中にずっと入れておくものなので、細菌や汚れがついてしまうためしっかりお手入れをしてあげましょう。

お口の中から外したら、まずお水で洗っていきましょう。レジンでできているものが多いため、お湯では変形するため、お水で洗うようにしていきましょう。

マウスピースを洗う際、歯磨きペーストを使用して歯ブラシで磨くのは控えましょう。

多くの歯磨きペーストには研磨剤が含まれており、マウスピースの表面に傷を与える可能性があります。傷がつくと、その部分が細菌の温床となり、繁殖しやすくなります。

洗浄剤の種類

洗浄剤には「つけ置きタイプ」と「スプレー・泡タイプ」の2種類が存在します。

つけ置きタイプ

「つけ置きタイプ」は、容器を置くスペースがあれば、家でのお手入れに最適です。40〜50℃の温水か冷水に洗浄剤1錠を溶かし、マウスピースを浸けて置きます。

つけ置きの推奨時間は5〜15分程度ですが、製品やメーカーによって異なるため説明書を確認しましょう。つけ置き後は、洗浄剤が残らない様に手で優しくすすぎます。ニオイや汚れが除去され、清潔にマウスピースが使用可能です。

泡・スプレータイプ

「泡・スプレータイプ」の洗浄剤の大きな魅力は、取り扱いの手軽さにあります。家だけではなく、外出先でも短時間で簡単に使用できるので、携帯性が求められるシチュエーションに最適です。

容器も不要で、ポケットやバッグに収納して持ち歩けるのが便利です。スプレーを直接マウスピースに吹きかけて、指で軽くこすって洗えば数分のうちにキレイにできます。

ただし、洗浄液が均等に行き渡らない可能性があり、つけ置きタイプに比べ洗浄力が劣るかもしれません。気になる方は、つけ置きタイプと併用して使用すると、より確実な洗浄が期待できます。

マウスピースを使用し、日常生活をより良いものにしていきましょう!

何かわからないことがありましたら、気軽に当院のスタッフにお尋ねください。