仮歯についての注意事項⚠️
仮歯とは、かぶせものや詰め物が入るまでに一時的に付けておくものをいいます。
そもそも、なぜ仮歯が必要なのか注意点を説明します。
歯を大きく削ると、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。前後の歯がその隙間に倒れてきたり、噛み合う歯が伸びてきたりします。歯が動いてしまったら、型取りしたかぶせものが入らなくなることもあるので、歯の移動を防ぐために入れます。
歯を削ることでできるスペースに歯茎が広がってできたり、もりあがったりします。そうなると、かぶせものがはいらなかったりします。また、削ったスペースに食べ物のかすなどがはさまると、歯肉炎になったり炎症を起こしたりします。
歯を大きく削った時や、抜いた時、特に前歯のところは審美性が気になりますよね。仮歯を入れることであまり気にならなくなります。その他にも、しみるのを防いだり、食事がしっかりと噛めたりとメリットがあります。
①仮歯装着後、固まるまで時間がかかるので30分は食事を控えてください。
②ガムなどの粘着性のものや、かたい食べ物は仮歯が取れたり、割れたりする恐れがあるので食べないようにしてください。
③もし、取れたり割れたりした時は絶対に捨てないようにお願いします。割れても、修復し つけることができます。
④仮歯のまま放置しないようにお願いします。仮歯は長時間使うものでは無いので、隙間から虫歯になったり、噛み合わせが変化します。
最終的なかぶせものがかぶるまで、注意して生活するようにしましょう!!