幼少期の間食(おやつ)の与え方!
おやつ=甘いもの=虫歯の天敵!
そう思い込んでいるお母さま方もいらっしゃるのではないでしょうか?おやつを与えるのにはちゃんと理由があるのです。
幼児期(満1歳頃から5年間)は、体の発育や精神の発達が極めて旺盛な時期といわれています。
体の健全な発育には十分な栄養補給が必要です!しかし、この時期のお子様は大人と違って消化機能が十分に発達していないため食事だけで栄養所要量を確保することが困難です。
そこで不足したエネルギーを補ってくれるのがおやつ(間食)の役割なのです。
では、おやつはどのくらいの量を食べたらいいのでしょうか。
おやつはできるだけ毎回決まった量を与えるようにしましょう。おやつは成長期のお子様にとって必要ではありますが、何よりも3食の食事をきちんと摂る事が大切です(^-^)
おやつをたくさん食べてしまって次の食事が入らなくなってしまっては意味がありません。
おやつは1日の総エネルギーの10~20%が適当と言われています。
1~4歳でおよそ1,000~1,500キロカロリー、5・6歳になると1,500~2,000キロカロリーが1日の食事で必要になります。
しかし糖分ばかりを意識し、むし歯の原因から逃げることでスナック菓子やパンを多く与えているとすれば、裏を返せば肥満のリスクを高くしていることにもなるのです(^_^;)
問題はむし歯だけではありません。お菓子を選ぶときにはこういったことも視野に入れて、お買い物の際には栄養成分表示にも意識を向け、お子様のために1番良いものを与えてください!
クッキーが好きなお子様には変わりに砂糖と脂質を控えたビスケットを!
菓子パンが好きなお子様には一緒に蒸しパンを手作りしてみる!
など、お子様の食生活を変えてみるということも試してみてください(^-^)
《3時のおやつ》
3時のおやつという言葉を一度は耳にした事があると思います。しかし、必ずしも3時におやつを食べなければいけないということではないんです(笑)
この言葉には「おやつは時間を決めて食べましょう」という意味が込められているんです。
決まった時間におやつを食べることで、規則正しい生活リズムが作られます。そうすることで歯磨きをする習慣も確保することができるでしょう。
おやつの時間を固定させるには、決まった時間におなかがすくような運動量が必要です。
おやつの時間にきちんと腹時計が鳴るような運動量のある遊びを一緒に見つけてください(^-^)
外で元気良く遊んで、おいしいおやつを食べた後はきちんと歯磨きも忘れずするようにしてくださいね!