どうぶつたちの歯
こんにちは。谷山歯科医院です。今日はちょっとした息抜きです!
私たち人間にも歯があるように他の動物たちにも歯があります!
今日はそんな色々な動物たちの歯の特徴についてお伝えします!
ゴリラ
ゴリラの歯は、人間の歯に似ていて第3臼歯まできちんと生えています。
ときには第4臼歯もはえます。これがゴリラの親知らずにあたります。
キバ(犬歯)が大きいところがやはり人間よりも野性的です♪
ゾウ
食べ物を噛み砕く奥歯は、大人の足の大きさで、一生のうちに6回も生え変わります。
水平移動で前に押し出されていって抜けて、その後ろから新しい歯が生えてきます。
キバは前歯が変化したものです。
コアラ
かわいらしい顔をしたコアラは、エサであるユーカリの小枝を前足でつかみ、葉や芽をかじります。その時に使われる前歯は上6本、下2本で犬歯は上だけやや小さいです。
アシカ
海驢←海のロバと書いてアシカと読みます!!!
奥歯は先のとがった円錐形です。これはアシカがエサである魚を捕らえる生活をしているため、人間のような臼(ウス)の形ではなくなったといわれています。
ネコ
小さい歯ですが、肉食獣の典型で、奥歯の上が鋭くとがり、下の2つの山に分岐しています。
その歯で肉をくわえて裂く為「裂肉歯」と呼びます。
キバもとても立派です。
リス
ガリガリと固い木や実をかじります。前歯がとても丈夫なのです!
でも、いつもこんなに固いものをかじっていては歯がすり減ってしまうのでは?と思う方もいるかもしれませんが、心配ありません。
前歯は常に伸び続けており、減った分は補われていきます。
シャチ
自分よりはるかに大きいクジラを襲い、食いちぎることができます。
そんなシャチですから歯も丈夫で大きいです。
そしてなんと歯の本数は40~60本にもなります。
ラクダ
前から見ると噛み合わせ面が逆V字型になっています。
そこで草をすりつぶす時に下顎を回転させます。
その姿はガムを噛んでいるような姿と似ています。
ヒツジ
口の中は細長く、奥行きは口幅の約3倍もあるといわれています。
顎を左右に大きく動かして草をすりつぶして食べます。
ニホンザル
大臼歯より太くて大きなキバを除けば人間そっくりです。
メスにはキバがなく普通の犬歯なのでますます人間に似ています。
どうでしたか?
ここで紹介したどうぶつの他にもまだまだたくさんの仲間たちがいます。
少しだけ歯に注目してみると新たな発見が見つかるかもしれませんね(*^◯^*)