歯並び
こんにちは。谷山歯科医院です(^-^)
今回は矯正を始めていくにあたって歯並びについて簡単に少しだけ説明していきます!
歯並びが悪いと、見た目が悪だけでなくいろいろな病気の原因となることもあるのです。
歯列異常
乳歯にむし歯があると、乳歯から永久歯に生え変わるとき、永久歯の位置がずれることがあります。
また、いったん生え変わった歯はその位置にはとどまらず、噛み方や癖によって移動します。
さらに歯が抜けたり欠けたりした場合、歯は空いたところにどんどん傾きます。
このように歯並びが悪いとさらに歯並びを悪くしていきます。
①乱杭歯
歯がバラバラに並ぶ
②すき歯
歯と歯の間にすき間がある
③欠損歯
生まれつきまたは後天的に一部分だけ歯がない
④過剰歯
歯がきちんと生えてこないで、歯肉の中に埋もれている
不正咬合
歯並びが悪いと噛み合わせの不都合が生じます。
これらを不正咬合といいます。不正咬合は歯やあごに負担をかけ、顎関節症を引き起こします。
顎関節症には
①あご周辺の筋肉痛
②あご関節の痛み、不快感
③口を開けるときコキッと音がして、耳あたりまで痛くなる
④あごが痛くて口を開けない
などの症状のほか、首や手足にまで痛みを伴うことがあります。
むし歯や歯周病になりやすい
歯並びが悪いと必ずしもむし歯ができるというわけではありませんが、きれいな歯並びの人よりもむし歯になりやすいのは確かです。
歯並びが悪いと、歯と歯の間の重なっているところに歯垢がたまりやすくなります。
そういった場所は歯ブラシも届きづらく、みがき残しが出やすくなるためです。
これはむし歯だけでなく歯周病の原因にもなります。
歯並びが悪いのは審美面の問題だけではなく、口腔衛生と重大な関係を持っています。