皆さん、酸蝕歯はご存知ですか?
こんにちは☺
健康のために、日ごろから食べ物に気を付けている方も多いのではないでしょうか?
ビタミンを摂るためにフルーツを食べたり、さっぱりした炭酸水を飲んだり、健康志向の飲み物を取り入れている方も増えています。
しかし実は、体にいいとされている食べ物や飲み物でも、歯にとっては注意が必要なものもあります💦
その代表的なものが「酸性の食品」です。
近年、歯科で注目されているトラブルの一つに「酸蝕歯」というものがあります。
これは、むし歯と違い、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯が少しずつ溶けてしまう状態のことです。
歯の表面は「エナメル質」というとても硬い組織で覆われていますが、酸に長時間さらされると徐々に溶けてしまいます。
すると、歯の表面が薄くなったり、丸みを帯びたり知覚過敏のようにしみる症状が出ることもあります。
では、どのような食べ物や飲み物が歯を溶かしやすいのでしょうか?
代表的なものは、柑橘類などのフルーツです。レモンやグレープフルーツ、🍊などはビタミン豊富で健康にもとてもいいですが、酸が強いため歯に影響を与えることがあります。
また、スポーツドリンクや炭酸飲料も酸性度が高い飲み物です。
運動後や暑い日に飲むことが多いですが、少しずつ長時間飲み続ける習慣があると、歯が酸に触れている時間が長くなってしまいます。
さらに、意外なところでは「健康ドリンク」や「お酢ドリンク」なども注意が必要です。
美容や健康のために取り入れている方も多いですが、酸が強いため歯に負担がかかることがあります。
もちろん、これらの食べ物や飲み物が悪いというわけではありません。
大切なのは「摂り方」です。
例えば、ダラダラと長時間飲み続けるのではなく、時間を決めて飲むようにすると歯への影響を減らすことができます。
また、飲んだ後にお水を飲むことで口の中の酸を薄めることも効果的です。
そしてもう一つ注意いただきたいのが、「すぐに歯磨きをしないこと」です。
酸性のものを飲食した直後は、歯の表面が一時的に柔らかくなっています。
その状態で歯ブラシを強く当ててしまうと、歯の表面を削ってしまう可能性があります。
目安としては、30分ほど時間をあけてから歯磨きをするのがおすすめです。
最近では、健康志向の食生活を送っている方ほど酸蝕歯になりやすいケースも見られています。
フルーツ、炭酸水、スポーツドリンクなどは日常的に口にすることも多いため、知らないうちに歯へ影響していることもあります。
歯は一度大きく溶けてしまうと、自然に元に戻ることはありません💦
そのため、日頃から歯に優しい飲食習慣を意識することがとても大切です。
歯科医院では、むし歯や歯周病のチェックだけでなく、歯の摩耗や酸蝕歯の状態も確認することができます。
「最近歯がしみる」「歯の色が変わった気がする」などに気になることがあれば、お気軽にご相談ください。
食べ物と歯はとても深い関係があります。毎日の食生活を少し意識するだけでも、歯の健康を守ることにつながります。
健康な歯で美味しく食事を楽しむためにも、ぜひ今日から歯に優しい習慣を心がけてみてください。