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  • 2026.2.24

将来のお口の健康を守る!口腔機能検査のすすめ

みなさんは「虫歯があるかどうか」や「歯周病かどうか」を調べる検査はよく知っていると思います。

でも実は歯科医院では、“歯”だけでなく“お口の機能”もチェックできるって知っていましたか?

それが 口腔機能検査 です。

近年、特に注目されているのが「口腔機能低下症」という考え方。

お口の機能が少しずつ衰えていく状態を早めに見つけ、トレーニングやケアで改善していこうというものです。

「まだ若いから関係ない」

そう思っている方も多いですが、実は大人世代でも増えてきています。

口腔機能ってなに?

口腔機能とは、お口の働きのこと。

・しっかり噛む

・うまく飲み込む

・はっきり話す

・唾液を出す

・舌や唇をスムーズに動かす

こうした一連の動きがスムーズにできているかをチェックします。

歯があっても、機能が落ちていると

・食べこぼしが増える

・むせやすい

・滑舌が悪くなる

・口が乾きやすい

などの症状が出てきます。

どんな検査をするの?

代表的な検査内容をご紹介します。

① 舌圧(ぜつあつ)検査

舌の力を測る検査です。

専用の器具を使って、舌で押す力を数値化します。

舌の力は「飲み込む力」に大きく関係しています。

② 口唇閉鎖力検査

唇をしっかり閉じる力を測ります。

ポカン口の方は低下していることも。

③ オーラルディアドコキネシス(発音の検査)

「パ・タ・カ」をできるだけ速く発音してもらい、1秒間に何回言えるかを測定します。

これは

・パ → 唇

・タ → 舌の前

・カ → 舌の奥

の動きをチェックしています。

④ 咀嚼能力検査

しっかり噛めているかを確認します。

グミなどを噛んで、色の変化や粉砕具合で判断します。

⑤ 唾液量検査

お口の乾燥状態を確認します。

唾液が少ないと虫歯や誤嚥のリスクが上がります。

口腔機能低下症とは?

「7つの項目のうち3つ以上該当すると診断される」と言われています。

加齢だけが原因ではなく、

・マスク生活

・会話の減少

・柔らかい食事中心

・スマホ時間の増加

など、現代ならではの生活習慣も影響しています。

特にコロナ禍以降、発音機能の低下が増えたという報告もあります。

早めのチェックが大事!

口腔機能は“気づきにくい”のが特徴です。

「なんとなく食べにくい」

「最近むせるなぁ」

この“なんとなく”がサインかもしれません。

放っておくと、

・誤嚥性肺炎

・低栄養

・フレイル(虚弱)

につながる可能性もあります。

改善できるの?

安心してください。

多くの場合、トレーニングで改善が可能です。

・あいうべ体操

・パタカラ体操

・舌トレーニング

・ガムトレーニング

など、ご自宅でできるものもあります。

歯科医院では、数値を見ながらサポートしていきます。

まとめ

口腔機能検査は、

「歯を見る検査」ではなく

「お口の力を見る検査」

です。

見た目ではわからない“衰え”を早めに発見し、将来の健康を守るための大切なチェック。

定期検診とあわせて、ぜひ一度受けてみてくださいね🦷✨