“何もない今”こそ通うべき!3ヶ月検診の大切さ
「特に痛くないし、毎日ちゃんと磨いているから大丈夫」
「半年に1回くらいでいいんじゃないの?」
患者さんからよく聞く言葉です。
ですが歯科医院ではよく「3ヶ月に1回の定期検診」をおすすめしています。
なぜ“3ヶ月”なのでしょうか?
今回はその理由をわかりやすく解説します。
むし歯や歯周病は、初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。
特に歯周病は「サイレントディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれ、気づいたときにはかなり進行していることもあります。
3ヶ月ごとにチェックをすることで、
・小さなむし歯を早期発見
・歯ぐきの炎症を早期改善
・詰め物・被せ物の不具合を早期修正
が可能になります。
早期発見=治療が小さくて済む
つまり「痛みも費用も最小限」に抑えられるのです。
歯科医院でクリーニングをすると、お口の中の細菌数は一気に減少します。
しかし、どんなに丁寧に磨いていても、細菌は時間とともに再び増えていきます。
研究では、歯周病菌のバランスが元に戻るまでが約2〜3ヶ月といわれています。
つまり3ヶ月を過ぎると、歯ぐきの炎症が再発しやすくなるのです。
だからこそ「悪化する前」にリセットすることが重要なんですね。
磨き残しのプラークは、約48時間で歯石に変化します。
歯石になると、どんなに頑張っても自分では取れません。
歯石は細菌の温床になり、歯周病を悪化させます。
3ヶ月ごとのクリーニングで歯石を定期的に除去することで、歯ぐきを健康に保つことができます。
実は3ヶ月というのは「平均的な目安」です。
・歯周病が進行している方
・喫煙習慣がある方
・糖尿病などの持病がある方
・矯正治療中の方
このような場合は、1〜2ヶ月ごとの管理が必要なこともあります。
逆に、とても状態が安定している方は4〜6ヶ月間隔になることもあります。
つまり、3ヶ月は“ちょうどよいバランス”の基準なのです。
定期検診は「悪くなった歯を治すため」ではなく、
「悪くならないようにするため」のものです。
むし歯で神経を取ることになれば、
・治療回数が増える
・費用がかかる
・歯の寿命が短くなる
予防に通っていれば防げたかもしれないケースも少なくありません。
歯は一度削ると元には戻りません。
だからこそ、守ることが何より大切なのです。
3ヶ月に1回の定期検診は、
✔ 病気の早期発見
✔ 細菌バランスのリセット
✔ 歯石除去
✔ 将来の大きな治療予防
このすべてを叶えるための「ちょうどよいタイミング」です。
「何もないから行かない」ではなく、
「何もない状態をキープするために行く」
それが定期検診の本当の意味です。
将来も自分の歯で美味しく食べるために。
ぜひ3ヶ月に1回のケアを習慣にしてみてくださいね🦷✨