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  • 2026.2.7

インプラントの仕上がりを左右する「型取り」について

「インプラントの型取りって何するの?」

「オエッてなりそうで不安…」

「普通の歯の型取りと違うの?」

インプラント治療を控えている方から、こんな質問をよくいただきます。

確かに“型取り”と聞くと、あの粘土みたいな材料を口に入れるイメージがあって、ちょっと身構えてしまいますよね。

今回は、インプラント治療における型取りの目的や流れ、痛みの有無、注意点について、できるだけわかりやすくお話しします。

そもそもインプラントの型取りって何のためにするの?

インプラントの型取りは、最終的に入る人工の歯(被せ物)を作るために行います。

インプラントは、

①顎の骨に埋め込まれたインプラント体

②その上に入る被せ物(歯の部分)

この2つで成り立っています。

型取りでは、

  • インプラントの位置
  • 角度
  • 周囲の歯や歯ぐきの形
  • 噛み合わせ

こうした情報を正確に記録します。

この工程がズレてしまうと、「噛みにくい」「違和感がある」「見た目が不自然」といったトラブルにつながるため、とても重要なステップなんです。

普通の歯の型取りと何が違うの?

通常の被せ物の型取りと違い、インプラントでは**専用の部品(印象用パーツ)**を使います。

インプラントは骨の中に埋まっているため、「どの位置に、どの向きで入っているか」を正確に写し取る必要があります。

そのため、

・インプラントに小さな部品を装着

・その状態で型取り

という少し特殊な方法をとります。

とはいえ、患者さんが感じる流れはほぼ通常の型取りと同じなので、過度に心配しなくて大丈夫です。

痛みはある?麻酔はするの?

基本的に、型取り自体に痛みはほとんどありません。

すでにインプラント手術後で傷が治っている段階なので、「削る」「切る」といった処置はありません。

ただし、

  • 口を開けている時間が少し長い
  • 型取り材の感触が苦手

と感じる方はいます。

オエッとなりやすい方は、

✔︎ 顔を少し起こした姿勢

✔︎ 小さめのトレー

✔︎ 先に声かけ

など、歯科医院側も配慮しますので、遠慮なく伝えてくださいね。

最近はスキャンで型取りすることも

歯科医院によっては、口腔内スキャナーを使った型取りを行う場合もあります。

これは、カメラでお口の中を撮影して、データとして歯型を取る方法です。

メリットは、

  • 型取り材を使わない
  • オエッとなりにくい
  • 短時間で終わる

ただし、症例によっては従来の型取りの方が適している場合もあるため、すべての方に適応できるわけではありません

型取り後に気を付けることはある?

型取り後は、基本的に普段通りでOKです。

食事制限や強い痛みが出ることはほとんどありません。

ただし、

  • インプラント周囲に違和感が続く
  • ネジ部分が気になる

といった場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。

まとめ

インプラントの型取りは、

✔︎ 痛みはほぼない

✔︎ 治療の仕上がりに直結する

✔︎ 不安があれば事前に相談してOK

という、とても大切なステップです。

「よく分からないから不安…」という方ほど、事前に流れを知っておくと安心できます。

気になることは、遠慮せず歯科医師やスタッフに聞いてくださいね。