インプラントの仕上がりを左右する「型取り」について
「インプラントの型取りって何するの?」
「オエッてなりそうで不安…」
「普通の歯の型取りと違うの?」
インプラント治療を控えている方から、こんな質問をよくいただきます。
確かに“型取り”と聞くと、あの粘土みたいな材料を口に入れるイメージがあって、ちょっと身構えてしまいますよね。
今回は、インプラント治療における型取りの目的や流れ、痛みの有無、注意点について、できるだけわかりやすくお話しします。
インプラントの型取りは、最終的に入る人工の歯(被せ物)を作るために行います。
インプラントは、
①顎の骨に埋め込まれたインプラント体
②その上に入る被せ物(歯の部分)
この2つで成り立っています。
型取りでは、
こうした情報を正確に記録します。
この工程がズレてしまうと、「噛みにくい」「違和感がある」「見た目が不自然」といったトラブルにつながるため、とても重要なステップなんです。
通常の被せ物の型取りと違い、インプラントでは**専用の部品(印象用パーツ)**を使います。
インプラントは骨の中に埋まっているため、「どの位置に、どの向きで入っているか」を正確に写し取る必要があります。
そのため、
・インプラントに小さな部品を装着
・その状態で型取り
という少し特殊な方法をとります。
とはいえ、患者さんが感じる流れはほぼ通常の型取りと同じなので、過度に心配しなくて大丈夫です。
基本的に、型取り自体に痛みはほとんどありません。
すでにインプラント手術後で傷が治っている段階なので、「削る」「切る」といった処置はありません。
ただし、
と感じる方はいます。
オエッとなりやすい方は、
✔︎ 顔を少し起こした姿勢
✔︎ 小さめのトレー
✔︎ 先に声かけ
など、歯科医院側も配慮しますので、遠慮なく伝えてくださいね。
歯科医院によっては、口腔内スキャナーを使った型取りを行う場合もあります。
これは、カメラでお口の中を撮影して、データとして歯型を取る方法です。
メリットは、
ただし、症例によっては従来の型取りの方が適している場合もあるため、すべての方に適応できるわけではありません。
型取り後は、基本的に普段通りでOKです。
食事制限や強い痛みが出ることはほとんどありません。
ただし、
といった場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。
インプラントの型取りは、
✔︎ 痛みはほぼない
✔︎ 治療の仕上がりに直結する
✔︎ 不安があれば事前に相談してOK
という、とても大切なステップです。
「よく分からないから不安…」という方ほど、事前に流れを知っておくと安心できます。
気になることは、遠慮せず歯科医師やスタッフに聞いてくださいね。