歯石とりは痛い?痛みを感じる人の特徴は!?🥺
「歯石とりって痛いの?」と患者さんからよく聞かれます。
結論からいうと 痛みの感じ方には個人差があり、全く痛くない人もいればチクッとしやすい人もいます。
今回は、歯石とりが痛く感じやすい人の特徴を、歯科衛生士の目線でわかりやすくまとめました。
① 歯ぐきに炎症(腫れ)がある
歯周病や磨き残しが多いと歯ぐきが腫れやすく、触るだけでも痛みが出やすくなります。
腫れている部分に器具が当たると「ズキッ」と感じやすいです。

② 歯石がたくさん付いている
歯石が多いほど、器具で取り除く時間が長くなり、刺激も強くなりがち。
特に下の前歯の裏や奥歯の間に多いです。
③ 冷たい刺激に弱い・知覚過敏気味
歯石を取ると、隠れていた歯の根元が一時的にしみることがあります。
知覚過敏がある人は特にキーンと感じやすいです。

④ 緊張しやすいタイプ
体に力が入ってしまうと、同じ刺激でも痛く感じやすくなります。
リラックスして口を自然に開けてもらうだけで痛みが減ることもあります。
⑤ ブラッシングが強すぎる人
強く磨くクセがあると、歯ぐきが下がって根元が露出していることがあり、そこに触れると痛みが出やすいです。
痛みを減らすために普段からできること!
• 普段から優しくていねいに歯を磨く
→ 歯ぐきの炎症を減らすと、歯石とりもラクになります。
• リラックスして受ける
→ 肩の力を抜いて、深呼吸すると◎

• 痛みや不安は遠慮なく伝える
→ その場で調整できますし、麻酔を使う選択もあります。
まとめ
歯石とりは決して“痛い処置”ではありません。
多くの人は「思ったより全然痛くなかった!」といいます。
痛みの原因にはしっかり理由があるので、気になる方は気軽に歯科衛生士に相談してくださいね。