「銀歯」と「CAD冠」の違いとは?
歯の治療で「銀歯」とか「CAD冠」とか聞くけどなにが違うの?って思ったことありませんか?
実は見た目だけではなく、素材や作り方、保険の範囲までかなり違いがあるんです!
今回は歯科技工士目線から、「銀歯」と「CAD冠」の違いをわかりやすく説明します🧏♀️
まずは昔から馴染みのある「銀歯」について
銀歯は、金銀パラジウム合金という金属で出来た被せ物です。
強度が高くて壊れにくいのがメリット🙆♀️ですが、見た目が銀色で目立ちやすいのがデメリット🙅♀️です。
長年使っていると金属アレルギーの原因になったり、着色の原因になることもあります。
一方で「CAD冠」は、最近よく聞く白い保険の被せ物です。
コンピューターで設計(CAD)して、機械で削り出す(CAM)から「CAD/CAM冠」と呼ばれています
素材はレジン(プラスチック)とセラミックを混ぜたもので、白くて自然な見た目が特徴です✨
保険で白い歯にできるのが嬉しいポイント👏
| 比較項目 | 銀歯 | CAD冠 |
| 見た目 | 銀色で目立つ | 自然な白さ |
| 強度 | 高い | 少し劣る(奥歯では注意) |
| アレルギー | 起こることがある | ほぼなし |
| 保険適用 | あり | 条件付きであり(部位により異なる) |
見た目を重視するなら「CAD冠」
耐久性を重視するなら「銀歯」が向いてます。
ただ、最近はCAD冠の改良も進んでいて、奥歯にも使える範囲が広がっています!
歯科医院で相談して、自分に合った素材を選ぶのが大事です☝️
銀歯とCAD冠はどちらも保険ので出来る被せ物ですが、素材や見た目、耐久性にそれぞれ特徴があります。
「白くしたいけど保険でできるかな?」という方は気軽に歯医者さんに聞いてみてください🦷