麻酔の後ご飯はいつからOK?
こんにちは、谷山歯科医院 です
今日は、患者さまからよくいただくご質問をご紹介します。
治療のときに使う「麻酔」ですが、終わったあとに
「このままご飯を食べても大丈夫ですか?」
と聞かれることがとても多いんです
麻酔のあとすぐは食べないほうが安心です
麻酔が効いている間(だいたい1〜2時間くらい)は、ほっぺや舌、唇などの感覚が鈍くなっています。
そのため、気づかないうちにほっぺや舌を噛んでしまうことがあります!
実際に「食べているうちに血が出ていた」「口の中を傷つけてしまった」という方も少なくありません。
また、熱いスープや飲み物を飲むときも要注意。
感覚が鈍っている間は温度を感じづらく、やけどをしてしまうこともあります。
安全のため、しびれが残っているうちは
できるだけ飲食を控えていただくのが安心です。
★食べるのは「しびれが取れてから」が目安
しびれが取れて感覚が戻ったら、普段どおりお食事していただいて大丈夫です
目安としては「唇や舌を触ったときに感覚が戻っているかどうか」。
最初はやわらかい食べ物や、常温のスープなどから始めると安全です。
噛むときは、治療していないほうの歯でゆっくり噛むのもポイントです。
〇麻酔が切れないときはどうする?
体質や治療部位によっては、麻酔の効果が長く続くこともあります。
特に下あごの奥の歯は、神経が深いため麻酔が切れるまでに時間がかかることもあります。
もし3時間以上たってもしびれが強いままだったり、片側だけ違和感が残るような場合は、我慢せずに医院までご連絡ください。
安心して治療を受けていただくために
麻酔は、痛みを少なくして快適に治療を受けていただくための大切なものです。
谷山歯科医院では、患者さまがリラックスできるよう、麻酔前にしっかり説明を行っています。
治療のあとに「これって大丈夫かな?」と思うことがあれば、受付やスタッフまでいつでも気軽にお声がけください