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  • 2025.6.17

学校検診の紙、ちゃんと読んでる?歯科医院が教えるチェックポイント!

夏が近付くと、小学校や中学校で歯科検診の結果を持ち帰ってくる季節ですね。

毎年のこととはいえ、「要観察?C?これってどういう意味?」と戸惑う保護者の方も多いのではないでしょうか?

今回は、学校検診の紙に書かれている内容の見方と、受診のポイントを歯科医の立場からわかりやすく解説します!

✅【1. 検診結果の用語の意味】

■「C」や「CO」って何?

  • C(カリエス)=虫歯がある状態
    → 治療が必要。なるべく早く歯科受診を!
  • CO(シーオー)=虫歯の一歩手前
    → 穴は開いてないけど注意が必要。経過観察か、予防処置を。

■「要観察歯」って?

  • 歯並びやかみ合わせに異常がある可能性
  • すぐ治療ではないけど、定期的なチェックが必要

■「歯垢・歯石が多い」→クリーニングのサイン!

  • 正しい磨き方を身につけるチャンス
  • 夏休みに向けての予防ケアにも◎

🦷【2. 学校検診は“診断”ではない】

学校検診はあくまで**スクリーニング(ふるい分け)**です。

レントゲンなどの精密検査はできないため、「見た目でわかる範囲のチェック」のみ。

つまり…

🔹検診で「異常なし」でも、初期虫歯があることも

🔹逆に「要受診」でも、実際は軽症で処置不要の場合も

だからこそ、**検診の紙をもらったら一度歯科医院でしっかりチェックを!**が大事なんです。



👪【3. 受診のベストタイミングは“今”】

「夏休みに行けばいいかな」と思いがちですが…

8月は混み合う時期なので、今のうちの受診が断然スムーズ!

また、検診から時間が経つほど虫歯が進行することも。

→ CO(要観察)でも、放置せずに予防処置やクリーニングを受けると安心です。



🌟【まとめ】

📝検診の紙をもらったら…

  • 表記をしっかりチェック
  • 書いてなくても、心配なことは相談OK
  • 混む前の早め受診が◎!

お子さんの歯の健康は「今」から守れます✨

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね😊