• 衛生士ブログ
  • 2025.6.5

【要注意】その磨き方、逆効果かも!?歯を守るための正しいブラッシングとは?

です!!こんにちは!谷山歯科医院です

今日は日々の習慣「歯みがき」について、ちょっと考えてみませんか?🪥

実は、毎日頑張って歯を磨いているのに、逆に歯や歯ぐきを傷つけてしまっている人が少なくありません。

歯みがきは「やればOK」ではなく、“正しく”行うことがとても大切です。

今回は、意外とやりがちな「逆効果なブラッシング方法」と、その改善ポイントをお伝えします✨

① 力を入れすぎてゴシゴシ磨く

「しっかり磨かないと汚れが取れない」と思っていませんか?

でも実は、強い力でゴシゴシ磨くのはNG!

歯の表面を守ってくれているエナメル質や、歯ぐきがすり減ってしまう原因に…。

さらに、知覚過敏や歯ぐきの後退につながることもあります。

🔸改善ポイント

ペンを持つように軽くブラシを握り、歯ぐきがほんの少し動くくらいの圧でOK!

「なでるように」がコツです。

歯ブラシの毛の硬さも柔らかめを使っていきましょう!ここの歯科衛生士さんはほぼCURAPROXの歯ブラシを使用しています。

② 磨く時間が短すぎる/長すぎる

忙しい朝はパパッと30秒、なんて人もいれば、夜は10分以上磨いてしまう人も…。

でも、短すぎるのも長すぎるのも逆効果になることがあります。

短すぎると当然、汚れが取りきれません。

逆に長すぎると、ブラッシングによる摩耗や刺激が強くなりすぎてしまいます。

🔸改善ポイント

理想は2〜3分程度。タイマーを使ってみるのもおすすめです⏱️

③ 歯ブラシの毛先が開いているまま使っている

毛先が開いた歯ブラシは、一見まだ使えそうに見えますが…

実は、プラーク(歯垢)を落とす力がかなり低下してしまいます。

🔸改善ポイント

歯ブラシは1ヶ月に1本が交換の目安。

毛先が少しでも広がったら早めの交換を!

歯ブラシのメーカーにより、交換目安は異なってくるため注意してください⚠️

④ 歯並びや奥歯のケアをおろそかにする

見えるところだけササッと磨いて、奥の方や歯並びの悪い部分は手抜きしていませんか?

そこに汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病の原因になります。

🔸改善ポイント

歯ブラシの角度を変えたり、小さいヘッドの歯ブラシやタフトブラシを使ってみてください。

デンタルフロスや歯間ブラシも併用すると効果的◎

おわりに🦷✨

毎日当たり前のようにしている歯みがきだからこそ、少しの工夫で大きな違いが生まれます。

もし今まで「自己流」で磨いていたなら、今日からはちょっとだけ意識を変えてみてくださいね😊

「正しいブラッシング」で、未来の自分の歯を守りましょう!

何か不安があれば、歯科衛生士や歯医者さんにぜひ相談してみてください♡