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  • 2025.4.21

ストレスが口の中に与える影響って?知らないと損するお話

こんにちは!谷山歯科医院です。

新生活も始まり、慣れない環境からストレスを感じてしまう季節ですね。

実はそのストレス、口の中にもいろいろな影響を与えているってご存じでしたか?

今回は、意外と知られていない「ストレスとお口の関係」について、わかりやすくお話ししていきます♪

1. 歯ぎしり・食いしばりが起こりやすくなる

ストレスがたまると、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことがあります。

これは、交感神経が優位になって筋肉が緊張しやすくなるから。寝ている間に歯ぎしりをしている方は、朝起きたときにあごが痛かったり、歯がしみたりすることも…。

長期間続くと、歯がすり減ったり、詰め物が取れやすくなったりしてしまうんです。

2. 口内炎ができやすくなる

「ストレスがたまると、口内炎ができる」…そんな経験ありませんか?

実はこれ、ストレスによって免疫力が低下してしまうことが原因のひとつ。ビタミン不足や睡眠不足も重なると、さらに悪化しやすくなります。

口内炎がなかなか治らないときは、少し心と体を休めるサインかも。

3. 唾液の分泌が減って、口が乾く

ストレスを感じると、唾液の分泌量が減ってしまい、「口の中が乾燥する」「ネバネバする」といった**ドライマウス(口腔乾燥症)**の症状が出ることもあります。

唾液はお口の中をきれいに保つ大事な役割をしているので、減ってしまうとむし歯や歯周病のリスクもアップしてしまいます。

4. 歯周病が悪化しやすくなる

ストレスが続くと、ホルモンバランスや免疫機能に影響が出て、歯ぐきが炎症を起こしやすくなることがあります。

歯周病は「静かなる病気」とも言われるほど、自覚症状が出にくいですが、ストレスによって進行スピードが速まることもあるので注意が必要です。

心とお口は、意外と深くつながっている

ストレスって、心だけじゃなくて、ちゃんと体にも出てくるんですね。

特にお口の中は変化が見えやすい場所でもあるので、「なんだか最近、歯ぐきが腫れてる」「口内炎が治らない」なんてときは、自分の心の状態を見つめ直すチャンスかもしれません。

ちょっとしたお口のサインを見逃さず、自分自身を大切にしてあげましょう♪

いかがでしたか?

「お口の中」と「ストレス」の関係、ぜひ周りの人にもシェアしてあげてくださいね。

また次回も、お口と健康についての豆知識をお届けします!