ストレスが口の中に与える影響って?知らないと損するお話
こんにちは!谷山歯科医院です。
新生活も始まり、慣れない環境からストレスを感じてしまう季節ですね。
実はそのストレス、口の中にもいろいろな影響を与えているってご存じでしたか?
今回は、意外と知られていない「ストレスとお口の関係」について、わかりやすくお話ししていきます♪
1. 歯ぎしり・食いしばりが起こりやすくなる
ストレスがたまると、無意識に歯ぎしりや食いしばりをしてしまうことがあります。
これは、交感神経が優位になって筋肉が緊張しやすくなるから。寝ている間に歯ぎしりをしている方は、朝起きたときにあごが痛かったり、歯がしみたりすることも…。
長期間続くと、歯がすり減ったり、詰め物が取れやすくなったりしてしまうんです。
2. 口内炎ができやすくなる
「ストレスがたまると、口内炎ができる」…そんな経験ありませんか?
実はこれ、ストレスによって免疫力が低下してしまうことが原因のひとつ。ビタミン不足や睡眠不足も重なると、さらに悪化しやすくなります。
口内炎がなかなか治らないときは、少し心と体を休めるサインかも。
3. 唾液の分泌が減って、口が乾く
ストレスを感じると、唾液の分泌量が減ってしまい、「口の中が乾燥する」「ネバネバする」といった**ドライマウス(口腔乾燥症)**の症状が出ることもあります。
唾液はお口の中をきれいに保つ大事な役割をしているので、減ってしまうとむし歯や歯周病のリスクもアップしてしまいます。
4. 歯周病が悪化しやすくなる
ストレスが続くと、ホルモンバランスや免疫機能に影響が出て、歯ぐきが炎症を起こしやすくなることがあります。
歯周病は「静かなる病気」とも言われるほど、自覚症状が出にくいですが、ストレスによって進行スピードが速まることもあるので注意が必要です。
心とお口は、意外と深くつながっている
ストレスって、心だけじゃなくて、ちゃんと体にも出てくるんですね。
特にお口の中は変化が見えやすい場所でもあるので、「なんだか最近、歯ぐきが腫れてる」「口内炎が治らない」なんてときは、自分の心の状態を見つめ直すチャンスかもしれません。
ちょっとしたお口のサインを見逃さず、自分自身を大切にしてあげましょう♪
いかがでしたか?
「お口の中」と「ストレス」の関係、ぜひ周りの人にもシェアしてあげてくださいね。
また次回も、お口と健康についての豆知識をお届けします!